2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
中国出身者をうならせる「ガチ中華」が首都圏を中心に広がっている。 東京・高田馬場など、新たな中国グルメの街として認知されているエリアも多い。 長年本場の味を追う専門家は、身近な外国人との共生のきっかけになると考える。 JR西川口駅(埼玉県川口市…
日本有数の渡り鳥の飛来地、新潟市の福島潟。 2021年11月に新しく立ち上げられた酒蔵「ラグーンブリュワリー」 「潟(ラグーン)の生態系のような、多様性のある酒を」ということで命名された。 クラフトサケ 翔空 しょうくう SAKEマルゲリータ 仕込みR403 7…
鳥取市内中心部を流れる1級河川、千代川(せんだいがわ)の源流をたどると、 県東南部山間地の智頭町へ行き着く。 中国山地の土砂や岩などが運ばれる間に砕かれて細かい砂となり、 日本海に流れ出た後、陸へ押し戻されて長年かけて鳥取砂丘ができた。 その源…
1889年に開港し、 神戸や横浜と並び日本三大港として数えられた九州最北端の国際貿易港「門司港」 (北九州市)。 関門海峡を一望できる港町には明治から昭和初期にかけて次々と建築された西洋建築物が残っており、年間200万人以上が訪れる観光地だ。 そんな…
広島は路面電車の街だ。 市内には道の真ん中に柵でガードされたホームが点在する。 そんななか、ホームのない駅が一つだけ残る。 広島市中区の「小網町電停」。 草創期の面影を残す風景は鉄道ファンからも注目される。 乗客は道路の端に立って電車を待ち、電…
津軽の花見に欠かせないのが、陸奥湾で獲れるトゲクリガニ。 JR津軽線が走る外ヶ浜町に「蟹田」という駅がある。 ひところ駅舎の中に「観光カニマス駅長室」というプレートが掲げられた水槽があって、中に「津軽蟹夫」という名のトゲクリガニがいた。 この駅…
群馬県のほぼ中央に位置し、日本百名山のひとつに数えられる赤城山。 郷土の名所旧跡や人物をうたい、県民に広く親しまれている「上毛かるた」にも 「裾野は長し赤城山」とあるように、山裾にはゆるやかな高原地帯が広がる。 その広大な山麓の西側に、2004年…
地域産品開発のアーキス(山口市)が、 古民家や継続困難な飲食店の再生を通じた地域活性化拠点作りに力を入れている。 ビンテージ日本酒「夢雀(むじゃく)」の企画販売が主力だが、 山口市や下関市で振興拠点を相次ぎ開業させる。 地元産品を使った飲食メ…
大分県別府市の鉄輪温泉にある博物館「地獄温泉ミュージアム」が、 子どもから大人まで楽しめると人気だ。 映像などを駆使し、雨水が温泉水になる50年の「地中の旅」を体感できる。 高齢化の波は温泉街にも押し寄せているが、 文化を残したいという古里への…
岡山県のほぼ中央に位置する吉備中央町の郷土料理「くさぎ菜のかけめし」が、 地域に根付く食文化の継承を目指す文化庁の取り組み「100年フード」に認定された。 近年廃れつつあった料理を次の世代に受け継ごうと、町はPRに乗り出している。 くさぎ菜は、山…